2015年11月12日木曜日

第8回「東京蚤の市」に出店します ★11/14(土)のみ

今週末、11月14日(土)、15日(日)に開催される「東京蚤の市」に、今回も出店いたします!

しかしながら今回は、初日1日限りの出店となります……

翌日には、柳ケ瀬・サンデービルヂングマーケット美殿町つくる市が開催される岐阜に戻り、店を通常通り営業いたしますよ!こちらもどうぞよろしくお願いします! 
【11月12日(木)~14日(土)は店舗休業いたします】

1日だけ、とは思っても、前回からの半年の間に“蚤の市のために”と集めた古書や古道具は数多くあり。
せっかくですので、いつもどおりのボリュームで出発いたします。

気になるもの、ほしいもの。見つけていただけるかもしれません。
ぜひ徒然舎のブース(古書店街エリアの113番、手紙舎さんブースの真ん前、ステージの斜め前です!)を覗きに来てください!お待ちしています!

《お持ちするものの一部(古本以外を中心に)をご紹介します》

2015年10月8日木曜日

「レコードと暮らし」発刊記念 円盤のレコード寄席、開催します

「レコードと暮らし」(夏葉社)発刊記念 円盤のレコード寄席
2015年11月2日(月)開場18時半/開演19時
ご出演:田口史人さん(高円寺・円盤/リクロ舎店主)
料金:1,000円

ご予約は、店頭 または お問い合わせフォーム または 電話058-214-7243 にて
店内スペースに限りがあるため、お早めにお申し込みください

◆ ◆ ◆

9月に夏葉社から刊行された本、「レコードと暮らし」。
《音楽を売るために作られたのではないレコード》に目を向け、耳を傾け、たしかにそこにある「暮らし」について綴られています。
カラーで紹介される昭和のレコードの数々はデザインも楽しく、暮らしに寄り添って作られたレコードの濃い息遣いが聴こえてくるような、ほんとうに楽しい一冊です。

この「レコードと暮らし」の刊行を記念して、著者の田口史人さんが、徒然舎店内で出張円盤・レコード寄席を開催してくださることになりました!

 ?「レコード寄席」とは……
生活の中で生まれ使われて来た昭和のふつうの暮らしの傍らにあった、あまりにも当たり前にあって忘れられてしまったレコードを聞いてみようというイベントです。
 日本各地の御当地盤、町の人々の自主制作盤はもとより、記念品、記録、PR、報道、実用品各種、引き出物など。レコード文化の裾野に広がる広大な世界を探訪します。
 はじめのうちは珍しい音源のように聞こえるかもしれませんが、聞いているうちに誰もが「あれ、そういえば家にそんなものがあったような気が....」と、忘れかけていた記憶の扉が次々と開いていきます。
 レコードは、流行のためだけに作られたものではなく、実は、生活に密着した様々な目的で作られたものの方が圧倒的に多かったのです。それらはあまりに近すぎたために捨てられたり、しまい込まれたりして、顧みられることがありませんでした。それらのレコードにそのまま耳を傾けてみれば、ゆっくりと当時の暮らしが見えてきます。
ふつうお目にかかれないレコードを鑑賞しながら、田口さんのトークをお聞きする楽しい時間になると思います。

岐阜では初めての開催です。(ちなみに、徒然舎新店舗でも初めてのトークイベントとなります!)
皆様ぜひぜひ、お越しくださいませ!

2015年10月1日木曜日

さとうゆうすけ作品展「黒姫」開催します(10/1木~19月)


10月で、徒然舎の移転オープンから1年となります。
移転オープンの際にも新作を展示してくださった、さとうゆうすけさんが、再び店内で作品展を開催してくださることになりました。

アンデルセンやグリムなど、西洋の童話をモチーフに採ることの多いさとうさんですが、今回は、日本昔話がテーマ。
信州に伝わる伝説「黒姫物語」をモチーフにした、精緻で神秘的な和の物語世界を、ぜひご覧ください。

なお、期間中に作品が増えることもあるそうですよ。
ぜひ何度も足をお運びいただけましたら幸いです。

さとうゆうすけ作品展「黒姫」
 10/1(木)~19(月)徒然舎店内にて

 [さとうゆうすけ]岐阜県在住。挿絵本の出版を目指して独学で絵の制作を続けています。

2015年9月11日金曜日

近くはないとはいえ同じ国内での大災害が嘘のようにカラリとした天気。
大変なようすを目に耳にするたびに、不要不急な仕事をしている自分が申し訳なくなってしまう。
ただ、気持ち悪い過大評価をするつもりはないけれど、本は、人間にとって確かに必要なものであり、古本屋は、それを次の読者につなげていくという使命を持っているのだという矜持はある。

看板屋さん来店。
前の店で、窓の上に紺色の店名入りテントをつけていただいた方に、4年ぶりにお会いする。
なかなか手を付けられずにきた、以前入居していた店舗が残したままの看板についてご相談をする。
いいかげんシャッターもなんとかしなければ…

店のまわりに置いている花を、母が植え替えに来てくれる。
日々の水やりはなんとか(男店主が)やっているものの、わたしは基本的に花に関して知識もセンスもないので、季節ごとに花を選び、植え替えてくれているのは母です。

「お忙しいところすいません、ちょっと聞きたいんですけどね、車谷長吉さんって自殺ですか」
突然こんなこと尋ねられたのですごく驚いた!(ちなみに誤嚥で亡くなられたそうです)

☆こんな本が売れました
  • 串田孫一「山のパンセ」初版
  • 「つるとはな」2号
  • 図録「重要文化財 鮭」
  • 言海 (ちくま学芸文庫) 
  • エリクソン「玩具と理性―経験の儀式化の諸段階」
  • 向田邦子の手料理
  • 安藤忠雄「家」(住まい学大系)
  • 遊びの百科全書「アイ・トリック」
  • 芸術新潮「盆栽」特集
  • 横溝正史文庫
  • 漫画、雑誌 ……などなどなど

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2015年9月10日木曜日

9月21日(月・祝)、メディアコスモスのトークイベントに出ます

毎週恒例、バタバタの木曜日。
定休日のお店が多く静かな商店街で、うちの店(の主にバックヤード)だけがバタバタしているのでした。

今日のお買取り。
一時期よく読んだけれど最近は読まないから、とお持ちいただいた「金子みすゞ全集」は、残念ながら解説書が足らず、あまりお値段をお付けできず。ほかにもたくさん本がおありとのことでしたので、よろしければご自宅に伺って拝見します、とお話させていただきました。
続いて、デザイン関係の本を中心に、大きな段ボール4箱をお持ちいただいたお客さま。新しめの図案集やレイアウトデザインの本などをお買取りさせていただきました。
ありがとうございます。

閉店間際に、仲良しのお客さまが久しぶりにご来店。
7月にオープンした岐阜市立中央図書館、メディアコスモスに初めて行かれた帰りとのことでしたが、「これ!!」と何かを見せてくださる。
・・・これは・・・
実は今月21日(月・祝)に、さかだちブックス・今尾社長、やながせ倉庫・上田さん、そして吉成館長と一緒に、図書館でトークをさせていただくことになったのですが、そのチラシが配られていたとのこと。
その・・・写真が・・・がーん・・・ひどいことに・・・
髪を切りに行けずにいたひどい状態なのがハッキリわかる最悪な前髪で写っております・・・
ネタにするしかないくらい笑えますが、リンクは勘弁してください。。
13時半からのスタートで、もちろん無料です。よろしければぜひお越しください。
※注:髪はもう切りました

☆こんな本が売れました
  • M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究 ★菊地成孔サイン入り
  • 横尾忠則の画家の日記
  • 入門 白山信仰 白山比めの謎に迫る
  • 200CD 菊地成孔セレクション―ロックとフォークのない20世紀
  • 曽我部恵一「昨日・今日・明日」
  • 長谷川潔の世界 (横浜美術館叢書2) 全3冊揃
  • 前田青邨展
  • 曾我蕭白展
  • 画家としての藤井達吉 : 創作の原点を求めて
  • 金森宗和 : 優麗の美 : 匠のこころ
  • 美濃の南画
  • 絵本 ……などなどなど

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2015年9月7日月曜日

大きなお買取が終わり、ようやく日常が戻ってきた9月

お久しぶりです、徒然舎です。
9月に入って一週間、ようやく気力体力ともに復調してきた感じです(でもまだちょっと内蔵は疲れ気味)。

8月の終わり、これまでにない大きなお買取が入り、太閤堂書店(徒然舎男店主)は連日連夜かかりきりに。 その顛末については、追って男店主に書いてもらおうと思います
店のこと、家のこと、すべてわたしひとりでまわさねばならなくなり、これが思った以上にハードな日々となりました。
9月頭に一段落した際には、心身ともにへとへとに……
この身体を使い始めて、先月で40年を超えたのですが、悲しいかなそのことをしみじみ実感することにもなりました。
ほんと、回復が遅い!
一週間かかってようやく、日常に戻ってこられた気がします。
というわけでようやく、ブログも、書けそうです。
(8月中もメモはとっていたので、ちょっとずつ遡って更新するかもしれません)

☆最近はこんな本が売れてます(なにぶん追いきれていません…)
  • 「世界探検全集」全16冊揃
  • 「photographer's gallery press no.12」
  • 山内金三郎「甘辛画譜」
  • 飛騨偉人銘銘伝
  • 沢村貞子「わたしの献立日記」(中公文庫)
  • 漢字語源辞典
  • 「本の手帖」アンドレ・ブルトン追悼
  • 耕治人、中上健次、小島信夫
  • 絵本 ……などなどなど

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2015年8月16日日曜日

8/16(日)サンビルの日

今日は、月に一度のサンデービルヂングマーケットの日。
柳ケ瀬でサンビルを楽しまれた後、福丸さんへ向かう途中で?当店にも立ち寄ってくださる方が多く、ありがたいことに毎月よく賑わいます。

隙を見て柳ケ瀬にダッシュし、お目当てのお店を覗くのも楽しみなのですが、今日は男店主にダッシュしてもらい、見事ネシアンさんのキーマカレーをいただくことができました。
フルーティーでスパイシーで、添えられた刻みパクチーがしっかり香って、本格的だけど優しくて幸せな味。
ネシアンさんのお料理を食べられたのはいつ以来だろう……まちでつくるビルのオープニングでケータリングをいただいて以来かな。
池田町にお店を構えられて、いつか伺いたいと思いながらも、木曜と土曜のみの営業ということで、どう考えても伺うことはできず…残念。
またいつか、ゆっくり、いろいろなお料理をいただきたいなあと改めて思いました。
じつは今日、開店してすぐ、お腹を壊してしまっていました。
ここのところ、お腹の調子が良くなかったので(溜め込む方向で)、昨日は意識的にヨーグルトだのオリゴ糖だのピルクルだのビオフェルミンだのいろいろ摂取したところ、それらが一気に効いたんじゃないか、という。
ひと波去ってバックヤードでへたばっていたところ、前の店の頃からよく来てくださるFさんがご来店。
「調子悪いのにごめんごめん、これだけ渡したかったの」と、わざわざ取り寄せた各地のフリーペーパー類を分けてくださる。(奥田民生氏表紙の「カンパイ!広島県」は、なんて豪華な内容)
Fさんはほんとうにアクティブで、ほしいもの(今はかわいいフリーペーパーや郷土玩具など)が見つかると、とにかく行動して手に入れられる方。先日も東京のONLY FREE PAPERのお土産をどさっと分けてくださいました。
とはいえ、単にミーハーな方ではなくて、どれだけ流行っているお店や人気のある人のものであっても、現地に足を運んだり実際に会ったりして自分の目で見て確かめたうえで、好きでないものは好きでないと言うところが、かっこいい。
そして、「いろいろなお店へ行ったけど、このお店が一番好きよ!」と真顔で言ってくださるので、ありがたくてうれしくて、ほんとうに元気が出る。
「褒めたから、お腹痛いの治ったでしょう?」といたずらな笑顔のFさん。
20歳くらい?年上だけど、「店長さんとは趣味が合うのよ―!」といつも言ってくださるFさん。
いつもありがとうございます、お腹、ほんとに治りました。

☆こんな本が売れました
  • 「生活考察」創刊号 …個人的にずっとおすすめし続けているので、買っていただけて嬉しい!当店には創刊号(版元品切のようです)から最新号まですべて常時在庫がありますよ!
  • 「ホンツヅキ」本と津に出会うためのブックガイド・ガイドブック 2冊 …昨年6月に三重県津市で開催されたブックイベントに合わせ、「Kalas」を制作されている西屋さんがつくられた小冊子。岐阜からのお出かけにぴったりな津市の、小さなガイドブックとして、もっと読まれてほしいなと思っているので、2冊も売れて嬉しいです。
  • 絵本いろいろ モチモチの木、五味太郎「ちびすけきらきら」など …サンビルの日は、お子さま連れのお客さまも多く、絵本がよく売れる日でもあります。500円以下コーナーでまとめ買いしてくださるお客さまも。手頃な価格帯の絵本棚は低めにしてありますので、お子さまご自身で選ばれることも多く、いろいろ迷いながら選んでいる姿は、いいなあ、といつも思います。
  • ちばてつや漫画館
  • 手塚治虫「きりひと讃歌」
  • 花輪和一「新今昔物語 鵺」
  • 登攀用具と装備
  • 野外ハンドブック
  • 男の部屋 古本屋特集
  • FIGHTERS 戦闘機
  • 話の特集の特集
  • アレクサンダー・カルダー展
  • 新技法シリーズ リトグラフ
  • 山尾三省詩集 びろう葉帽子の下で
  • 日動画廊五十年史
  • 魔女の宅急便 ……などなど

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2015年8月15日土曜日

8/15(土)

いま配布中の「岐阜市咲楽」、〈10人リレー〉のコーナーでご紹介いただきました。
知人友人を紹介して繋いでいくこのコーナー、ページを開いてみたら、ご近所の顔見知りの方ばかりでちょっと笑ってしまいました。
意外と知らなかった本名や経歴も載っていて、ふむふむと。そして皆さん良い笑顔。
こんな人たちの笑顔があふれている、よいまちで暮らしているのだなあと改めて感じました。
今日もほとんど途絶える時間なくお客さまがご来店くださり、ほんとうにありがとうございました。
明日は、月に一度のサンデービルヂングマーケットの日!

☆こんな本が売れました
  • nuwasuさんのぬいぐるみ「ベロニカ」
  • 佐藤ジュンコのひとり飯な日々
  • 透明の棋士
  • 「つるとはな」創刊号
  • R.D.レイン「結ぼれ」
  • 探訪 江戸川柳
  • しかけのあるブックデザイン
  • カミュ「異邦人」
  • ベッテルハイム「フロイトのウィーン」
  • ハーバーマス「ポスト形而上学の思想」
  • 「直観を磨くもの 小林秀雄対話集」
  • 相倉久人「新書で入門 ジャズの歴史」(新潮新書)
  • つげ義春「無能の人」
  • 永沢まこと「旅で出会う、絵になる人」
  • 平澤まりこ「おでかけ手帖」

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2015年8月14日金曜日

8/14(金)文庫がよく売れた日

そろそろ本格的にお盆休み、という空気を、店にいても感じる。
美殿町商店街、昨日木曜日は定休日のお店も多かったものの、今日になっても開かないお店が多い。まちでつくるビルを見上げても、電気があまり点いていない。
張り紙などによれば、今週いっぱいはお盆休み、というお店も多そう。
ふだん、直接声を掛け合うことはなくてもお店が開いているだけで、顔を見て挨拶しあっているような気持ちなので、シャッターの閉ざされたお店が多いとやはり少し心細くて寂しい。
(おとなりの田毎さんも今週日曜日までお休みされるそうです。サンデービルヂングマーケットにお越しのお客さまはどうぞお気をつけて。)

ご来店のお客さまも、ふだんいらっしゃるお客さまとちょっと違う方、初めての方が多い印象。
数あるお出かけ先のなかから、岐阜の小さなまちの古本屋を選んでいただけてありがたい限りです。
旅のお供に?読書の入口として?今日は文庫を買われる方が多かったので、講談社学術文庫からハヤカワSF文庫、新しめの特価文庫まで、文庫を値付け。

夕方、夏のご旅行中の榊翆簾堂さんご夫妻がご来店くださる。いつもありがとうございます。
旅のお写真を拝見しながら、うおーいいなー西へ出掛けたいなーと叫ぶ。
京都・レティシア書房さんで開催中の「夏の一箱古本市」のようすも写真で見せていただきました。
一箱だけ本を選んで売る、ということの難しさを久しぶりに思い出しながら選んだ本たち。
少しずつでも旅立っていってくれているとよいのですけれど。

☆こんな本が売れました
  • 星燈社のブックカバー
  • 世田谷ピンポンズ「アナタと綴る世界」、絶版バッグ ※完売
  • 「Kalas」26号
  • 島田潤一郎「あしたから出版社」 ※完売
  • 「棲」6号
  • 辻静雄「パリの料亭」
  • 「暮しの手帖」
  • 絵本「アフリカの音」
  • 荒 岱介「大逆のゲリラ」
  • アニメ絵はがき
  • モスラの精神史(講談社現代新書)
  • 神々のすがた 古事記と近代美術 ……などなど

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2015年8月13日木曜日

8/13(木)新刊書がよく売れた日

はっきりしない空模様。なんとなく涼しくすら感じる気温(30度いかなかった感じ)。
それでなくても定休日のお店が多い木曜日。時折ザザッと雨が降り、通りをゆく人も少なめだけれど、久しぶりのクールダウン、こんな日もまた必要だよなあと、品出しや棚整理を着々と。
それにしても今日は新刊書籍・雑誌がよく売れた印象。
不思議とそんな日が時々あるのです。

休みの昨日、ほんとうは京都・下鴨納涼古本まつりに行こうと思っていたのだけれど、朝、目は覚めたものの体が動かず、しばし悩んだ挙句、翌日からの仕事への影響を考え、断念。
もう何年も行けてない下鴨。
わたしにとっての古本、古本屋、そして古本即売会の原体験のような場所なので、あの場の空気を吸うだけで初心に戻れるような気がしているのだけれど。来年こそは、きっと。
遠出を諦めて、終了の近い岐阜県美術館の「日韓近代美術家のまなざし 「朝鮮」で描く」展へ。
未知の画家も多く、キャプションをひとつひとつ読みつつ進んでいたら、閉館時間になってしまった。
三木弘(みき・ひろむ)が印象に残る。古本屋としては、絵葉書も気になる。
早めの夕飯のような時間に塩元帥の塩つけめんを食べ、美術館のあとに星乃珈琲店のスフレパンケーキを食べたら、お腹の空かないまま夜になってしまう。
ダメな食生活を少しでもチャラにしようと悪あがき、倉庫整理をする(夜にもかかわらず良い感じのサウナ状態でいい汗をかく)。
寝る前、「火花」読了。

☆こんな本が売れました
  • 親子で楽しむ 割ばし輪ゴム銃工作
  • THE BOOKS green 365人の本屋さんが中高生に心から推す「この一冊」
  • もうひとつの秋田 アートNPOゼロダテ
  • 本屋会議
  • 佐藤ジュンコのひとり飯な日々
  • 「棲」9号
  • 「Kalas」25号
  • 「ホンツヅキ 本と津に出会うためのブックガイド・ガイドブック」
  • 「fratto」16号
  • 「秋」三好達治特集 2冊セット
  • 幼児絵本シリーズ「てじな」 ……などなど

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2015年8月11日火曜日

8/11(火)美殿町夏祭り、夏の100均まつり最終日

初めての美殿町夏祭り。
信長まつり、道三まつり、そして毎月のサンデービルヂングマーケットと、イベントはいろいろ経験してきたけれど、夕方から始まり夜まで続くイベントは初めて。
夏休みのお子さんが楽しそうだなあ、これぞ夏って感じだなあと思いながら店番をするうち、あっという間に21時。

おかげさまで最終日も100均まつりは大変好評で、がんばって準備・設営をした甲斐がありました。
期間を通じて何度も通って下さった方もいらっしゃいました。
皆さんありがとうございました!
(次は、お正月かな?)

★今日はこんな本が売れました
  • サルトル「嘔吐」
  • 「イスラム国 テロリストが国家をつくる時」
  • 「飛騨山川」 ……などなど、今日は一日バタバタすぎて控えられませんでした…!

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2015年8月10日月曜日

8/6(木)~8/10(月) 夏の100均まつり開催中

★夏の100均まつり★
 明日11日(火)まで!
 ※火曜日は定休日ですが、夏祭のこの日は夜9時まで営業します!

8/10(月) 夏の100均まつり

平日なのにお客様が多いなあ…そうかお盆休みだ!
遠方からご旅行がてらご来店くださった方もいらっしゃり、店の外の100均まつりも、店内も、一日じゅう夏休みらしい賑わい。
明日は営業予定だけど、水曜日も開けたくなってしまうな……ちょっと本当に迷う。

店内で本を4冊買われて、お帰りの際に覗いた100均コーナーで1冊見つけて戻って来られたお客さまが、その帰りにまた100均を覗いてしまいまた1冊お持ちくださり。
そんなに楽しんでいただけるとは嬉しい限りの100均まつりですが、明日の21時で終了となります。
最終日の明日は、17時から美殿町夏祭り。
最終日用にとっておいた本も追加しますので、ぜひ覗きに来てくださいね。

★今日はこんな本が売れました
  • 世田谷ピンポンズCD「アナタと綴る世界」
  • 魯山人の宇宙
  • 特別展グスク
  • 深海生物 ―奇妙で楽しいいきもの
  • 勝手に広告
  • かくれた次元 エドワード・T・ホール
  • 漫画 つげ義春、ますむらひろし
  • SF文庫
  • なめこトランプ ……等々


8/9(日) 夏の100均まつり

本日も100均まつり。
容赦ない猛暑にも関わらずお客様が多くて、本当にもうありがたくて嬉しい。
暑いなか足を運んだ甲斐があった、と思っていただける店を作っていかなくてはと、良いプレッシャーを改めて強く感じています。ありがとうございます。

買取のお持込も相次いで。
文学関係などを段ボール5箱、さらに別のお客さまが大きな紙袋で、など次々お持ちいただき、レジ周りが大変なことに。
レジ周りはあまり広くないので、次のお持ち込みに備えての片付けが何より大切。
店主ふたりで黙々と仕分け、値付けを続けて、なんとか空間を確保。

ところで今日から試みに、店主の勤務形態を変更。
遅めの時間の店番と閉店作業は男店主にお任せすることに。
わたしの目が届かないのをいいことに、たぶんそのうち20時近くの店内には、徒然舎らしからぬ音楽(ご想像にお任せします)が流れるのではと予想しています。
そんな徒然舎を見てみたい方、男店主と話したい方、ぜひ19時過ぎにご来店くださいませ。

閉店前に、世田谷ピンポンズさんのCDとグッズを陳列。
音楽CDを大々的に取り扱うのは初めてのこと(前の店の頃、さとうゆうすけさんの企画展に合わせて森ゆにさんのCDを扱わせていただいたり、岐阜のバンド・夕食さんのCDを売らせていただいたことはあります)。
どれだけの方に手にとっていただけるか不安はありますが、少しずつでも、岐阜の方にピンポンズさんの歌を届けていけたらいいなと思っています。

★今日はこんな本が売れました
  • 現代詩手帖:寺山修司
  • 「つるとはな」2号
  • 蓮如上人展
  • アンディ・ウォーホル50年代イラストブック
  • 「棲」10号
  • 仙波 徹「建築のエッセンス」 ……等々


8/8(土) 夏の100均まつり

今日も開店から100均まつり。毎日通ってくださる方もいて、なんとか期待に応えたいところ。
店内も常時にぎわい、ブログに書く内容をメモする時間があまりありませんでした。

店頭でSF文庫などお買取。
電話やメールや店頭で、買取のご相談も次々といただく。
なにせこの暑さ。
しばらく買取のご依頼は少なめでしたが、お盆を前に、あるいはお盆休みにご自宅の整理を、という方も増えてこられたのかも。
どんなに暑くても喜んで出張買取いたしますので(男店主が)、ご相談はお気軽にどうぞ!

★今日はこんな本が売れました
  • 水上勉「才市」
  • 「民芸手帖」
  • 「ほんまに」 特集:神戸の古本屋
  • 古本屋ツアー・イン・神保町
  • 「つるとはな」2号
  • イギリス「族」物語
  • TOOLS  REAL STUFF for FUTURE CLASSICS
  • 近藤聡乃エッセイ集
  • Casa BRUTUS まとめ買い
  • なめこトランプ ……等々


8/7(金) 夏の100均まつり

100均まつり2日目。昨日の様子を目にした方もおられたからか、今日は早目の時間から賑わう。
今日もまとめ買いのお客さまもあり、売れた分以上にと追加をする攻防(?)続く。
ありがたい限り。

汗だくで100均設営を終えた男店主は、その後すぐに市内のギャラリーへ買取に。美術書、写真集、山の本などを150冊ほどお売りいただく。
その間に、店頭でも、絵本、児童書、最近の「暮しの手帖」など150冊ほどお買取。

あ、これは、と、すぐに気づく夕立の気配。妙な空色。雷鳴。そして一気に近づく黒雲。
これは絶対来るねえ!と口々に話しておられる商店街の皆さんの姿に、まちで暮らしているなあとほっこりしながら、しかし必死に均一本を片付ける。
なんとか間に合い、最後の箱を店内に入れたところで大粒の雨到来。
ビカビカドシャーンとけたたましい雷に怯えていたら、そういえば木造でペラペラの屋根だった前の店の頃は、ゲリラ豪雨の時などとにかく音がうるさくて、さらにまわりにお店もなくて、お客さまも少なくて、ひとりで小さくなって耐えていたのだったなあ…としみじみ思い出してしまった。
今はずいぶん心強いです。

★今日はこんな本が売れました
  • 寺山修司コーナーから、「わけもなくさみしかったら」(サンリオ・ギフト文庫)「アメリカ地獄めぐり」「恋愛辞典」
  • yaso(夜想) 特集:シュヴァンクマイエル
  • フィリップ・ロス「素晴らしいアメリカ野球」
  • ジョン・ラファージ「画家東遊録」
  • 「ジャン・アルプ&ゾフィー・トイベル=アルプ」豊田市美術館 ……等々


8/6(木) 夏の100均まつり初日

100均まつり初日。
店の周りに本を並べての100均まつりは正月に続いて二度目だが、この猛暑の中での設営のつらさを思い知る。
わたしは早々にダウン……(そして今後の設営はほぼ男店主に託されることになる)
猛暑で人通りも少ない中、果たして喜んでくださる方はいるのだろうか…と心配になったものの、通りすがりの方、楽しみにしてくださっていた方など少しずつ増えてゆき、ほっとする。
100冊近くまとめ買いしてくれる方もいて、それを励みに、用意していた本に次々値札シールを貼って追加していく。

夕方、cd shop songsさんご来店。中島ノブユキさんの新作「散りゆく花」を持ってきて下さったので、買う。
先日の美殿町つくる市でsongsさんが選曲された中にも入っていた中島ノブユキさんの曲。
あっという間に耳も心も引きつけられるロマンティックな旋律。
店内のBGMにはドラマティック過ぎて文字が目に入らなくなりそうな気がするので、一人のときに聴こうと思う。


★今日はこんな本が売れました
  • 苦楽堂 平野義昌「海の本屋のはなし」
  • 古沢和宏「痕跡本の世界」サイン入り
  • 「Kalas」26号
  • カミュ=グルニエ往復書簡
  • レシピ、暮らしエッセイ ……等々

2015年8月7日金曜日

《イベント参加》 京都・レティシア書房「夏の一箱古本市」

京都のレティシア書房さんで開催される夏の恒例イベント「一箱古本市」に、今年も参加させていただきます!
今回は、各地から27店舗が参加されるそう。
そして夏の京都といえば、下鴨神社での「納涼古本まつり」でしょう!
ぜひ合わせてまわって〈古本の夏〉を満喫してくださいね。

さて当店は、こんな本を入れた一箱をお送りしましたよ。
「くらくらしちゃった」作:今江祥智/絵:宇野亜喜良 

「ト・シ・マ・サ」作:村中李衣/絵:陸奥A子 

やなせ・たかし「ふしぎな絵本 十二の真珠」サンリオ 

奥田継夫「絵本部屋にて」

「洋酒天国」特集号を中心に
野球、テレビ、銃、風呂、戦後、ドリンク…


京都・レティシア書房「夏の一箱古本市」vol.4
 8/11(火)~23(日) ※8/17(月)定休

 ◆レティシア書房
 〒604-0827
 京都府京都市中京区高倉通二条下る瓦町551
 075-212-1772
 12:00~20:00
 book-laetitia.mond.jp

2015年8月6日木曜日

8/3(月)~8/5(水)

★夏の100均まつり★
 8月6日(木)~11日(火)
 ※火曜日は定休日ですが、夏祭のこの日は夜9時まで営業します!


8/5(水) 甥っ子岐阜へ|メディアコスモスへ

昨日の今日で眠いのだけど、関西から来る甥っ子(小1)と母を迎えるため起きだす。
お昼を「布武」いただき、甥っ子が楽しみにしてきた名和昆虫博物館へ……わたしと母は怖いので、夫におまかせ。
なかなか戻ってこないねえ、と、近くのコメダ珈琲で涼みながら待っていると、汗だくの二人が登場。
せっかくなので岐阜大仏にも行ってきたとのこと。
名和昆虫博物館で買ったという、熱帯の昆虫をアクリルに閉じこめた少々不気味なキーホルダーを、嫌がる母に見せていひひと笑っているイタズラ少年。
まだちょっと緊張しつつも、おじさんと2人で岐阜を楽しんできてくれたようで、おばさんは嬉しいです。
店へ連れて行くと、真っ先にレジへ。
プロ仕様のセットで古本屋さんごっこを満喫して、母と帰ってゆきました。
良い夏休みの思い出にしてもらえたらいいな。

その後、なかなか行けずにいた、新しい岐阜市図書館の入っている、メディアコスモスへ。
思っていた以上に広く、居心地良さのある空間でした。
1階で開催されていた日比野克彦さん監修のアート展示は面白く(平野智之『土足』モチーフがとても好き)、ワークショップ中の近藤良平さんも観られて得した気分!


オープンスペースでのワークショップ、無料ギャラリー、仕切りなく設けられたローソン、入口前に設置され大音量で音楽が流れているステージなど、1階付近はかなり賑やかでざわついていたのですが、図書館のある2階では、その音も程よいざわめきになっていて心地良く思えたのは驚きでした。
(静粛すぎる空間より、ほどよいざわめきや最低ボリュームの音楽があったほうが落ち着いて本を選んだり集中したりできる、と、学生時代、図書館へ実習に行ったとき学んだのを思い出しました)。
そしてなにより利用者の方々に、浮足立った雰囲気がなく、既にこの新しい図書館に慣れ親しんでいるように寛いでいたのが印象的でした。

おおう、と思ったのが、書架。
弧を描く書架はなんとコンクリート製!
スチール枠に木質ボードを乗せた棚板といい、個性的でした。
特注らしきブックエンドや、ブックスタンド、ジャンル板など小物もいろいろ触ってしまいました。

そして館内全体に面陳・展示スペースが豊富。
本屋としては効果的に使いたくなってしまいます…が、司書さんは大変だろうなあ。

自由に使えるらしいミニブックトラックがかわいくて、非常に欲しかったです。

そういえば司書資格を持っていたのだったなあと、図書館へ行くと思い出させられます。
新しい図書館のかたち、さまざまな可能性のある施設を目にして、改めて図書館、翻って古本屋の役割ということについて考えさせられました。
新鮮な刺激をたくさんもらいました。
これからも通おうと思います。

ところで、展示スペースで開催中の「みんなのライブラリー」コーナー。
ご依頼いただきわたしの選書した古書 五っ葉文庫・古沢和宏さんの「痕跡本の世界」。
他の方の選んだ本はほとんど貸出中だったのに、寂しく残っておりました。
どなたか、ぜひ……


8/4(火) 名古屋で業者市、夏の宴

毎週火曜日には、名古屋古書会館で、業者同士の市場(古書交換会)が開催されます。
古書店主たちによる運営グループがいくつかあって、そのグループが持ち回りで市場を主催するのですが、今週はわたしの所属するグループ(千中会)主催による市場。
店主それぞれに仕事が割り当てられていて、わたしは最近、レジの担当になりました。
今回の市場は目玉商品が多く、県外の古書店主さんたちも積極的に入札され、落札価格もヒートアップ。
おかげさまでなかなかの大商いとなり、そしてレジ担当のわたしは大金をやりとりしながら気の抜けない時間を過ごしました。
数十万の現金を受け取りお渡しする世界なので、ほんとうに緊張するのですよ……

緊張と暑さで微かに頭痛を感じながら市場仕事終了。
近くのガストへ古本屋ぽらんくん、太閤堂書店と行き、久々に古本ジャンボリーズの相談。
ありがたいことにいろいろな方から嬉しいお誘いをいただいていて、秋以降は忙しくなりそうです。

さて今夜は千中会の「夏の宴」。
暑気払い、年末までの景気付けに、という飲み会の、幹事にご指名をいただいてしまい、ううむ…と思ってしまったが、それならばと、一度食べてみたかった「水炊き 博多華味鳥」へ。

水炊きだけでなく、幹事権限で自分が食べたかった唐揚げ、もも炭火焼き、なんこつ唐揚げも追加注文してしまうが、皆さん特に疑問も不満ももたずぱくぱく完食されているようで、よかった。

コラーゲンゼリーが溶かされた水炊きは、食べ終えたら唇がくっついてしまうくらいぷるぷるでした。
満腹満足。

その後、千中会会長と若手メンバーで、ふと目についたパルコ8階の「猛毒展」へ。
酔っ払ってワイワイ言いながら毒グモ毒フグ毒ヘビ毒クラゲ毒花毒哺乳類など見ていると、夏休み!という感じで妙に楽しくなりました。

その勢いのまま、皆さまを引き連れてパルコ新館のエッグスンシングスへ。
むさ苦しい古本屋ども(わたしを含む)には不釣り合いなかわいいお店でしたが、勢いがあるので今夜なら怖くない。
食べてみたかった、クリームたっぷりのパンケーキと、フローズンアサイーバナナヨーグルトドリンクをいただいて、解散。
良い夏の思い出になりました。ごちそうさまでした!


8/3(月)

エアコン問題は「危険な時間帯の水冷」により一段落。
もちろんこれは緊急処置なので、長期的には根本的な解決を試みなければいけないとは思います。

今日はアルバイトさんと一緒に、木曜から始まる100均まつりのための本の準備。
ひとまずお正月に開催した際と同じくらいのボリュームは準備出来たものの、ジャンルの偏りがあるんじゃないか、とか、夏休みだし夏祭りもあるのでお客さんの層が違うんじゃないか、等々、心配は尽きず。
6日間あるので、様子を見ながら本の追加・入れ替えをしていきたいと思います。
外で本を見るには厳しい気温が続いていますが、よかったらぜひ遊びに来てくださいね。

★今日は、例えばこんな本が売れました
  • 「宝来カレー」
  • 「Kalas」26号
  • ユイスマンス「彼方」
  • 川瀬敏郎いけばな集(洋書)
  • 南桂子「ボヌール」
  • いわむらかずお「森からの手紙」
  • 暮しの手帖バックナンバー
  • きのこ その見分け方

2015年8月3日月曜日

8/1(土)長良川花火大会|8/2(日)

★夏の100均まつり★
 8月6日(木)~11日(火)
 ※火曜日は定休日ですが、夏祭のこの日は夜9時まで営業します!

8/2(日)

今日もエアコンで悩みながら開店。
「要するに冷やせばいいんじゃないか」――必死に悩んだ素人らしく、〈水をかける〉というアナログな方法をダメ元で試してみる。
……おお?…エアコン止まらない!風も冷たくなってきた!!
その昔パソコンの自作が流行った頃(15年位前?)、パソコンに詳しい職場の先輩が「やっぱ空冷より水冷が最強!」と冗談ぽく言っていたのを急に思い出す。やはり水冷はすごい。
結局閉店時間までエアコンは一度も止まらず、店内も一定の涼しさを保つことができた。

昼過ぎに、当店にお菓子を置いてくださっている本と道草さんが来店。
ほんとうの意味での「暑中見舞い」にと、お手製のチーズケーキとアイスティーを差し入れてくださった。
一息ついた夕方にいただきましたが、しっとり冷えたケーキの優しい甘さと、ふんわり鼻に抜ける香り高いアイスティーはほんとうに美味しく、とても癒やされました。

いつもありがとうございます。

★この週末は、例えばこんな本が売れました
  • 夏葉社 黒田三郎「小さなユリと」
  • ミシマ社 「佐藤ジュンコの ひとり飯な日々」
  • 「Kalas」26号
  • 「つるとはな」2号
  • 飛騨の民家と民具
  • 今和次郎「民家 見聞野帖」
  • 金子國義 富士見ロマン文庫コレクシォン
  • 洋書絵本 復刻「二つのオランダ人形の冒険」 
  • 野呂邦暢「十一月 水晶」
  • 金子國義「リボンヌ」
  • FRUiTS、relaxまとめ買い ……等々 ありがとうございます!

8/1(土) 長良川花火大会

花火大会の大渋滞を避けるべく18時で早仕舞いする予定なので、11時から開店。
もしかしたら直っているんじゃ…という希望は見事に打ち砕かれ、やはり今日もエアコンは不調。
昼前に業者さんが来てくれていろいろと見てもらうも「どこかが悪いですね」という微妙な結論に。
なにせ以前のテナントさんの残置物なので、説明書もメンテナンス具合もまったくわからず、不安な気持ちで使ってきていたのは確か(でもどうやら90年製だということが判明)。
いずれは新調しなければならないとはわかっているけれど…今がその時なのか…?
ひとまずクリーニングしてみて様子を見ましょう、という感じで点検は終了し、今日の時点ではだましだまし運転しながらの営業を続けることに。

それにしても、暑い。
なに、多治見は40度、岐阜も39度近いとは!

室外機に影を作ってみてはと買ってきたものの、「覆ってしまうと熱が籠もって逆効果」と業者さんに言われてしまい行き場を失ってしまったヨシズ。
東側のガラス面に立てかけてみたら、少し涼しい。
心配だった見栄えも、夏らしくて意外と良い感じに。
日差しの強い季節に入り、直射日光は差し込まないとはいえ本の焼けが気になっていたし、しばらくはこれでいこうと思います。
こんな猛暑にもかかわらず、お客さまは途絶えず、また皆さんお買い求め下さり、ほんとうにありがたい限り。
せめて店内を涼しくしてお迎えしたいのに…ごめんなさい。

18時で閉店し、花火の音の中を帰宅。
せっかくなので打ち上げ場所のすぐ近くの堤防まで歩いてゆき、終わり際30分くらいだけ花火を見上げる。
クライマックスが近づくにつれ大きく大きく広がって咲く花火。
ぎゅうぎゅう詰めの人々は同じ向きに顔を上げ、光と音に一斉に声を上げる。
わたしの隣には東南アジア系のカップルが。後ろのガードレールでは欧米の女性が大きな声で電話をしていて「fireworks!」と時折聞こえる。やんちゃな浴衣のカップルが、思わず立ち止まって「すげー」と言う。目の前のお爺さんが、そろそろ終わりだぞう、と隣の女性に言う。
いろいろな人生を抱えた人たちが、いろいろな思いで、この同じ花火を見上げているんだな、と、唐突に気づき、言い知れぬ気持ちがこみ上げ、なぜか泣きそうになる。
一際大きな花火が次々打ち上がるスターマインに、おおおおーっという声の波、そして拍手が自然と沸き起こり、大量の煙が心地よい風に流されてゆき、今年の岐阜の花火が終わりました。

2015年8月1日土曜日

7/30(木)|7/31(金)

8/1(土)は花火大会のため、11時~18時の営業となります


7/31(金)

朝から猛暑。
男店主(太閤堂書店)は、自由書房芥見店の開店と同時に、古本市への設営へ。
ちなみに古本市コーナーでは、常時5店舗の名古屋を中心とする古書店が古本を並べています。

開店後は、レジ横に新設した漫画コーナーへの本の追加を黙々と。
手塚治虫、石森章太郎、日野日出志など、やはり人気作家のものは、棚に並べるとすぐに売れてゆきます。
「漫画は置いてないんですか」と、よく尋ねられていましたが、喜んでいただけそうな本がまとまって入荷してきたので、夏休みと同時になんとか新設することができました。
しかしまだまだ品出しは追いつかず…どうぞこまめに覗いてみてくださいね。
(新入荷商品は、新入荷情報ブログで一部ご案内しています!)

さて今日のハイライトは…エアコンの故障、です……。
38度という殺人的な猛暑予報だった今日。最高気温を記録した15時頃。
エアコンが全然冷えなくなり、そしてついにはエラーで頻繁に止まってしまうようになったのです…
再起動を何度もするも、ちょっと動いてはすぐ止まり、を繰り返し、店内はじわじわと暑くなり、しかしお客さまは増えてくる時間で、、
男店主は午後から蔵の整理の買取に行っており、対応できるのは、店を動けないわたしだけ。
一体もうどうしたらよいのか…だんだん追い詰められ、泣きそうになってしまったのでした。。
修理窓口に連絡するも、来週まで見に来てもらうことすらできないとわかり、折れそうになったその時!
まちでつくるビルのミユキデザイン・ミキさんを思い出し、すがる思いでメールを。
すぐに業者さんをご紹介くださり、お電話したところ、早々に見に来てもらえることに!
嗚呼!もうこの有り難さといったら!
(この場所への移転の話が動き出して以来、本当にミユキデザインさんにはお世話になりっぱなしで、一体どうやってお返しをしたら良いのか悩むほどお世話になっています。)

このままでは週末は営業できないのでは(店内が暑すぎて)と絶望していたのですが、なんとか営業することができそうです。
もしかしたら修理等間に合わず、ちょっと不調かもしれませんが、ご来店いただけたら幸いです。

ちなみにエアコン、18時過ぎからは止まることなく動き続け、寒いくらいに店内も冷えました。
猛暑……
太閤堂が一生懸命撮っていた満月
7/30(木)

定休日明けの木曜日は、いつもたいていバタバタするのですが、時折ものすごく何もかもが重なってしまうことがあり、今日はまさにそんな一日。
休み中にあった本の注文の処理、入金確認、メールへの対応、立て続けに鳴る電話、買取のご相談、本のお問い合わせ、そしてこんな暑い中ご来店くださるありがたいお客さまの接客…
アルバイトさんの来る日だったので梱包作業は大いに助けられたものの、一息ついたら夕方5時近くなのでした。

昼に食べそびれたおにぎりを囓っていると、名古屋古書会館で明日から始まる即売会の設営を終えた男店主(太閤堂書店)が帰ってきました。
数日前に寝違えた首が治らず、妙な姿勢での登場。
こちらもこういう時に限って、搬入や出張買取が相次ぐ予定という(でも買取の最中にはそんなことすっかり忘れてしまうので大丈夫です、喜んでお受けしますよ!(談))。

閉店近く、常盤町のcd shop songs店主さんご来店。
9月に開催されるイベント「tutti」のフライヤーをご持参くださいました。
音楽家の渡辺亨さんを迎え、カンテ・マンフィーラさんの食事をいただきながら、選曲とトークで愉しむ2時間の夕べ。
前回、前々回と参加させていただきましたが、新しい音楽と味に出会える素敵なイベントでした。
ご興味おありの方はフライヤーお渡しいたしますので(部数が少ないので店頭にはまだ並べていません)お問い合わせくださいね。

2015年7月27日月曜日

夏の蔵書整理、古本買取は、徒然舎にお任せください

★夏の100均まつり★
 8月6日(木)~11日(火)
 ※火曜日は定休日ですが、夏祭のこの日は夜9時まで営業します!

梅雨入り以来、減っていた持ち込みのお買い取りも、最近は少しずつ増えてきました。
ありがとうございます。

夏休みのお子さんに手伝ってもらって、お盆を前にお部屋を片付けるために、あるいはご実家に帰省された機会に、等々、この時期ならではのお客さまにもお持ち頂いています。

また、暑さをものともせず出張買取にも続々とお伺いしていますよ。
昨日は県外の古い邸宅の蔵の整理に伺い、ほかにも今週は市内・県外のお宅にもお伺いしています。
市内ですと、タイミング次第ではその日のうちにもお伺いできます。

ご蔵書を整理しよう、と思われましたら、ご自身の判断で捨ててしまったり、一部をお持ちくださる前に一度、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
「高く売れると思って残しておいた本ではなく、捨ててしまった方の本が、高く売れる本だった!」
ということ、ほんとうによくあることなのです……

 電話・FAX 058-214-7243
   ※火・水曜定休、12時~20時
 お問い合わせフォーム こちら

2015年7月24日金曜日

夏の100均まつり開催します ★8/6(木)~11(火)

★夏の100均まつり★
 8月6日(木)~11日(火)
 ※火曜日は定休日ですが、夏祭のこの日は夜9時まで営業します!

お正月に開催し、大変好評をいただいた「100均まつり」が帰ってきます!

今回は、美殿町の夏の風物詩「美殿町ガス灯夏祭」に合わせ、8月6日(木)から夏祭当日の8月11日(火)までの6日間限定の開催となります。
新年に開催したときの様子
今まさにたくさんの本を用意しているところですが、思いがけない掘り出し物も眠っていると思いますよ。
前回喜んでいただいた、雑誌や児童書もたくさん並べたいと思っています。
皆さま、ご家族でぜひお越しくださいませ!
今回も店の外にたくさん並べます

2015年7月18日土曜日

久しぶりに古沢さんの喋りを聴く

幸い、思ったほど台風の影響を感じなかった今日。
ご来店も少なめで、店番を代わってもらうこともできたので、岐阜公園近くのギャラリー「小さい家」さんで開催される展示『妄想本屋へようこそ』のオープニングイベント、古沢和宏さんのトークイベントに行ってきました。
昔よりは丸くなったけど、一時期よりはシュッとした古沢さん
犬山の個性派ギャラリー・キワマリ荘管理人にして、古書五っ葉文庫店主である古沢さん。
彼との出会いは、わたしが「古本屋」を名乗りはじめた2009年にさかのぼります。
たぶん、古本屋になって最初にできた〈本の仕事の仲間〉だと思います。

各地の一箱古本市や古本イベントで頻繁に一緒になり(ピーク時は毎週のように顔を合わせていました)、どうしようもなくうるさいハイテンションで持参した本の魅力を喋り続け、時折はまってくれるお客さんもいる一方、その過剰なセールストークのせいで避けられてしまい本が売れず肩を落としている姿を見てきました。
そして、イベント以外の日に会うと極度にローテンションで声も低く小さく、なんやねん!と思いつつも、だからこそ信頼できる人だなあと思うのでした。

本が好き、古本を売って暮らしていきたい、でも、どうにもそれだけでは食べていけない、どうしたら本のことだけで生きていけるようになるのだろう・・・
お互いにそんなことを悶々と悩みつつ、試行錯誤、五里霧中、藻掻きに藻掻いて辿り着いた、6年後の今。
古沢さんの痕跡本トークは、5年前に聞いたそれよりも、格段に深く、面白くなっていて、その変わらない情熱と真摯な努力に頭の下がる思いでした。
ひとことで言えば、感動しました。

6年前には店さえなかったわたしが、今は以前より一回り大きな店を構えるようになりました。
この6年、特に店を構えてからは、日々現実的な問題を前にして、必死に「古本屋」を続けるなかで、あの頃古沢さんと話していたような、妄想の延長のような夢、単純に好きなこと、馬鹿騒ぎのようなものを、少しずつ忘れてきてしまったように思います。
多くの方の助けをいただいて、ほんの少しずつではあれど店の経営が落ち着いてきている今。
古沢さんの変わらない暑苦しさの妄想トークを聞きながら、「いつかこんな古本屋をやってみたいなあ」と夢見ていたあの頃の気持ちが思い出され、古本屋の店主として暮らせている幸せを噛みしめよう、毎日楽しく仕事をして、笑顔で店に立とう、と、思わせられました。

古沢さん、慌ただしく帰ってしまって、ゆっくり話せなかったのがとても残念だったけど、今日、古沢さんのトークを聞けてとてもよかったです。
すごく時間をかけて書いたという『痕跡本の世界』も、じっくり読ませてもらいますね。
また今度ゆっくり、ガストのドリンクバーで色々話しましょう!

★古沢さんの著書『痕跡本の世界』(ちくま文庫)、サイン+ひとことメッセージ入りで入荷しました!限定5冊ですので、どうぞお早めに…

転倒対策に余念がない太閤堂書店。皆様ご安心ください。
先日の長崎旅行で(先週の夏休みに両親と行ってきました。ご報告は後ほど…)訪れた古本屋、銀河書房さんの棚を見ていて、徒然舎でもやろう!と決めたことがあり、夕方から模様替えに着手。
太閤堂書店が昔から使っていた、かなり年季の入ったスチール棚を、急遽増設しました。(ほんと笑っちゃうくらいボロくて味があるのでお楽しみに)

この場所ではなく、店内奥に、【岐阜】コーナーを作っていく予定です。
遠方からご来店くださるお客さまのよいお土産になるような、そしてふるさとを愛する岐阜の方の思いに添えるような、「岐阜らしい本etc.」をまとめて並べたいと思っています。

*-*-*-*-*-*-*-*-*

昨夜は、夫(太閤堂書店)が古本屋仲間と釣ってきた小アジ小サバを食べるというチャレンジを敢行。
前日、釣ってきた夜に頭と内蔵は取り除いてあったとはいえ、20匹超の小さな魚を淡々と下処理していくのは、慣れないわれわれにはなかなかの苦行。
食卓にありついたのは2時間弱後のことになりました…
ただ、魚の鮮度は間違いなく。
片栗粉をまぶし揚げ焼きにしただけのものに、薬味(かいわれ、大葉)をのせて、ポン酢を掛けただけでも、ものすごく美味しかったです。

2015年7月7日火曜日

新入荷情報ブログを始めました

お知らせ:ちょっと早めの夏休みをいただきます
7/9(木)~7/12(日)休業

代わりと言ってはなんですが、明日7/7(火)は、定休日ですが営業します

★8月(お盆)は通常営業の予定です!(もしかすると、定休日も営業するかもしれません)

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月曜日。
多くの方にとって(憂鬱な)週の初めであるところ、徒然舎的には週末を前にした"花金"なのであります。
ですが明日は"休日出勤"。
定休日ですが、通常通り12時から20時まで営業いたします。
火曜日しかお休みがなくて、ご来店いただけなかった皆様。
ぜひ明日、お越しくださいませ!


ところでこのたび、twitterでご紹介してきた新入荷情報などをまとめたブログを開設いたしました。

 → 徒然舎 新入荷情報

徒然舎ってどんな本を置いているのかな?という、ご来店前の方にも。
その本が入ったなら店に行こう!という常連の皆様にも。
ご活用いただければと思っています。
通信販売・お取り置きもできますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ!

2015年7月5日日曜日

お知らせ:ちょっと早めの夏休みをいただきます
7/9(木)~7/12(日)休業

代わりと言ってはなんですが、7/7(火)は、定休日ですが営業します

★8月(お盆)は通常営業の予定です!(もしかすると、定休日も営業するかもしれません)

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お久しぶりです、こんにちは。
移転の話が動き始めた昨年の春頃から、怒涛のような1年が過ぎ、イベント出店も一段落。
ようやくじっくりと、店そのものに向き合うことが出来るようになりました。
うれしいです。
・・・と、気づいたらまたいつものように「精進」とかなんとか書いていたので消しました。
もうちょっと気を楽にして、このブログも更新していきたいなと思っているのです。

先月末から配布の始まった最新号で、フリーマガジン「a un」でのコラム連載が終了しました。
一年間・4回にわたり連載させていただきましたが、限られた文字数で、締め切りまでに、ものしてお渡しする難しさというものをしみじみ感じた一年になりました。
とにかく、慌ただしい日常のなかで「書くモード」に心をもっていくことが難しい。
文章を書くことをお仕事にされている方の凄さを、身をもって感じることが出来ました。
わたしにはできない仕事です・・・
(だからせめてブログくらいは書き続けられるようになりたいと思うのです)

2年以上ぶりでしょうか、ようやく、本に向き合える心の余裕ができてきて(とてもうれしい!)、仕事の合間や寝る前に本を手に取るようになりました。
読書生活への復帰本のうち1冊は、とっておきにしていた、又吉さんの「火花」にしました。
わたしなど比べものにならないほど怒涛であろう芸能人という生活のなかで紡がれた言葉だということに、とにかく驚きながら、少しずつ、読み進めています。
カギカッコの中が、又吉さんの声で聞こえてきますよね。

2015年5月16日土曜日

東京蚤の市、ありがとうございました!


先週末、5月9日(土)10日(日)に開催された「第7回 東京蚤の市」にお越しくださった皆様、ありがとうございました!
今回もまた、本当に本当に多くのご来場があり、バタバタと大忙しの二日間でしたが、東京蚤の市の際には決まってお手伝いをしてくれる東京の素敵な友人たち、そして古本屋さんたちに支えられ、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
改めまして、この機会を下さった手紙社さんにお礼を申し上げます。ありがとうございます!

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今回、3回めの出店にして初めて、前日搬入を試みました。
前日お昼に間に合わせるため、木曜日の深夜に荷を積み込み、夜通し東進。早朝、調布のひとつ手前のSAで一眠り…と思ったら暑すぎて寝ていられなかったのでウトウトだけして、昼から搬入に向かいました。

過去2回、自分を含め多くの出店者さんの「時間との戦い!」というギンギンした意識がみなぎる当日朝の空気を味わってきていたので、前日ののんびりした空気に驚きました。
なんて平和で幸せな時間なのだろう…スタッフさんたちもお弁当食べてて楽しそう…
この日のためにと用意してきた結果、過去最高ボリュームとなってしまった本を積みながら「陳列できるんだろうか…」と心配になっていた気持ちも吹っ飛び、夕方の時間までゆったりと、満足いくまで本を並べることが出来ました。
前日搬入して本当に良かった!

当日朝も、余裕を持って会場入り。
前回の東京蚤の市ぶりに会う出店者さんや友人たちと再会を果たし、楽しく店番をしました。
(今回は、大きな長机4つという最大スペースに挑戦!持っていった物量にはピッタリでした…)
この日は、にわか雨も予想される曇り空で、少し残念なお天気。
にもかかわらず、この日を待ちわびたお客さまで会場はみるみる大混雑!
ですが、行くお店、買いたいものを決めたうえで来場されたお客さまも多いためか(当店にも、事前にご紹介した本を求めてダッシュしてくださったお客さまがいらっしゃいました!)、あまり混乱はないような印象を持ちました。
天気予報が悪かったので、小さなお子様連れのお客さまが少なかった気もしました。
初日は、今回初めて夜7時までの開催。
一日中薄暗いお天気だったこともあるのでしょう、18時過ぎにはずいぶんお客さまも少なくなった印象でしたが、お仕事のあと夕方から来られたというお客さまもいらっしゃいましたし、ゆっくりされたい方には喜んでいただけたのではと。
出店者としては9時間の長丁場、最後はちょっと疲れてきましたが、とにかく東京蚤の市の会場は楽しいので、長居できて嬉しかったです。

さて2日目は、うって変わって快晴!
会場・京王閣の隣の多摩川河川敷にも、早朝から汗を流す人の姿がありました。
2日目用にとっておいた絵本や洋書などを追加し、昨日のお客様の流れや反応を思い出しながらレイアウトを多少変更。
なんてことをしているうちに、2日目は初日より1時間早く9時に開場となりました。
このお天気に誘われて、印象としては、初日以上のお客さまがどどっ!とご来場。
あっという間に会場が混雑していきます。
ただ、毎回そうなのですが、古書街には、古道具~北欧市~そして飲食ブースをまわられたあとに来られるお客さまが多いので、開場すぐはちょっと余裕があります。
というわけで、その時間にいただきました。シュクルキッチンさんの、スパイシーキーマカレー!
前回いただいた、和牛ほほ肉のビーフカレーの肉ゴロゴロ感も感動でしたが、今回のキーマカレーも「肉度」の高さにびっくり!
濃くてコクのあるキーマカレーに大満足でした。ごちそうさまでした。
(そうそう、写真を撮る暇もなく食べてしまいましたが、初日には榊翆簾堂さんから成城・城田工房の、うずまきちゃんソーセージを差し入れしていただきました!一気に食べちゃいました!)
お昼が近くなると、古書街のある室内の混雑はさらに加速していきました。
外の出店を見終えたお客さまがいらっしゃったのだと思いますが、晴天過ぎて暑いくらいだったこの日、涼みにいらっしゃる方も多かったのではと思います。
(人が多すぎてよく見えませんが、左手が徒然舎ブースです)
気づけば当店の看板牛くんが後ろ向かされていたりと、怒涛の人波とともに時間が過ぎていきましたが、2日目は閉場時刻が早く、16時。
結構あっという間に終了となりました。
名残惜しい気持ちも感じつつ、友人たちや他の出店者さんに助けていただきながら、片付け・積み込み。
閉場が早かったのでまだ外も明るく、余裕を持って片付けることができました。
そしてこちらは、東京蚤の市出店は今回が最後となり、5月いっぱいで活動を終えられる岩手の「ふぉりくろーる。」さんから買わせていただいた、ロシアな牛と猫。
東京蚤の市は、ふだんなかなか交流することのできない出店者さんと出会ったり、お話したり出来る貴重な機会でもあります。
この会場で、ふぉりくろーる。さんにお会いすることはないと思うととても寂しいですが、きっとまたどこかで何かのカタチでお会いできるのではと、思っています。

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以上、徒然舎の「第7回 東京蚤の市」出店記でした。
秋にはまた開催されるのでしょうか?その前に、今年も関西の開催はあるのでしょうか??
その時にもまた、声をかけていただけるよう、良い本を集めながら、そして日々、徒然舎を良い店に育てていきたいと思います。
皆さん本当にありがとうございました。

2015年5月7日木曜日

今週末は、第7回 東京蚤の市に出店します

※5/7(木)-11(月)は休業させていただきます
 定休日を挟みまして、次の営業日は〈5/14(木)〉となります

公式サイトよりお借りしました

今週末、5/9(土)10(日)は、第7回 東京蚤の市に出店します!
今回で3回目の出店ですが、素敵な古いものたちと、たくさんの笑顔があふれるあの会場の雰囲気は、本当に心地よく楽しくて、当日がとても楽しみです。

今回は、この日のために集めたたくさんの絵本のほか、当店の雰囲気を感じていただけるよう店の棚からセレクトした古書もたくさんお持ちします。
また、買取先で出会った古道具や紙ものも、少しですが、お手頃価格で用意しました。

お天気にも恵まれそうです。
今週末は、ぜひ、京王閣でお会いしましょう!

★お持ちするものの一部をご紹介します★

入手困難なZINE・リトルプレスいろいろ
「樹と言葉」/別冊Arne「三重県へ」/「在青手帖」「来鳥手帖」「来森手帖」
/木村衣有子/野川かさね/ミヤギユカリ/鳥井信徳「yearn」ほか


「Billboard」1966~1970年のもの
ミュージシャンはもちろん、カセットテープやジュークボックス、ピンボールなど写真も豊富。タイポグラフィなどデザインも参考になります。切り取ってポスターにも!

雰囲気のある洋書・和書の古書いろいろ
ディスプレイにいかがでしょう?
でも、もちろん、読んで楽しめます

毎回人気のカメラやレンズ(ジャンク品)
数は少ないですが、今回もお持ちします

「Victorian Wildflowers Photograph Album」
リボンで綴じる素敵なフォトアルバム。各ページに写真を入れられます。


中国の切り絵・剪紙
繊細な細工と、カラフルで丁寧な彩色がとても素敵。
アクリルに挟んで額装するのがおすすめです。





かわいいトイピアノ
黒鍵もあります。
脚のぐらつき・音の出ない鍵盤もありますので
(知識があれば修理できそうです)ディスプレイ用として、いかがですか?

・・・とにかくたくさんお持ちしてしまいますので(過去最高ボリューム)ぜひぜひお越しください!
お待ちしています!

「東京蚤の市」のサイトでも、お持ちするものの一部ご紹介いただいています